面材の耐力壁
面材耐力壁とは、耐力壁の一種。構造用合板(薄く切った単板を互い違いに重ねて熱圧接着した木質ボード)を壁の内部に貼り付けた壁のことです。耐力壁をより、耐震性の高い壁ということで注目を浴びています。最近では、ダイライトやOSB、といったものも面材耐力壁の内部に貼り付けられているものもあります。柱に貼り付ける時は、規定された強固な釘を使い、規定された間隔で釘を打つ決まりがございます。
ですから、ご自宅の柱が規定の釘が使用可能かどうか、を確認して面材耐力壁の導入を決定しましょう。
- 面材耐力壁のデメリット
面材耐力壁の土台となっている筋交い構造は、柱と柱の間に木が斜めに入っている構造のことです。そのため、壁に充填する断熱材も筋交をいれることによって斜めになってしまい、断熱材を連続的に入れることができません。断熱材は連続的に入れることで性能がアップする素材。ですが、面材耐力壁に付着して使うとその性能が弱まってしまうのです。